高橋 武良氏「水のソムリエ徒然記」


2007年04月

 

ここ数年でミネラルウォーターは市場を拡大してきました。ひと昔前、ペットボトル入りの"お茶"が発売された時には「なんで"お茶"を買って飲むのか?」と批判的な意見が多かったようですが、すぐに一般化。今では誰もが普通に買って飲むようになりました。
同様に、数年前は「ミネラルウォーターを買って飲むのか?」と批判的な意見が多かったようですが、今では様々な目的をもってミネラルウォーターを手にされる方が多くなってきたと感じます。

さて、日本国内にミネラルウォーターのメーカーは何社あるのでしょうか?
とある調査によると、一時期は500社ほど存在していたとあります。でも、最近では「300社ほどである」との調査報告も出ているようです。
これだけ市場が拡大している反面、メーカーの数は減っているようです。

ナゼでしょうか?

一部では大手メーカーの製品が安価で販売されていることも起因しているかもしれません。

しかしながら、小さなメーカーさんの高価な製品も売れ続けているという実例もあります。


現場で何が起こっているのか?
水のソムリエは、各地を視察し調査する旅に出ることにしました。

取り急ぎ、九州内のメーカーや水源そして販売ショップの巡回視察を始めてみました。
福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島。。。

日によっては、1日の走行距離が700kmを超えることもあります。

山中の水源を求め、峠をいくつも越えて行くこともあります。


まだ視察と考察を重ねている段階で、何かしらの解答は得ていませんが、中間価格帯の製品が売れ残っている状況を見受けます。
スーパーマーケットでは非常に安価な製品が飛ぶように売れている反面、内容成分に特異的なモノが含まれていたり、何かしらの目的("使いやすいボトル形状である"とか何かしらの付加的要因)がある高価な製品なども売れていると聴きます。

言わば"二極化"でしょうか。

上と下だけが残り、中層は淘汰されている。 …なんだか昨今の社会現象を見ているようですね。