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スタッフ募集 《アルバイト・パート/★後編》
◆この投稿内容は、『求人/☆後編』です。
ご興味のある方のみご覧ください。
◆ This post does not have an English translation. This is because the content is recruiting staff, so Japanese language ability is required.
▶︎ 仕事内容
第❶段階
『まずは基本から!』
簡単なようで意外と出来無いのが、『挨拶』と『返事』。まずはこちらから覚えていただき、席への誘導やお持ちの荷物へのご案内、伝票への記入、グラス洗い、ドリンクのサーヴやバッシング(bussing)など、バーテンダーの初歩的な作業をお願いします。
飲食の仕事全般に言えることですが、キビキビ、ハキハキとした対応が肝要です。
最初は誰もが緊張するものですが、「習うより慣れろ」の気持ちで取り組めば、誰もが必ず出来るようになりますので、心配はご無用です。
ー 営業開始時間19時までの限定勤務 ー
恐らく一般的なBarには無い勤務形式かと思われますが、15:30〜19:00までの仕込み時間限定の勤務も可能です。
接客は無しで、事務的な仕事のみを店内で行なってもらう内容です。
具体的には大きく2つで、①メニュー更新のPC入力、そして②ボトル拭き。
副業としてお考えください。
第❷段階
『徐々に戦力へ!』
慣れて全体を把握出来るようになってくれば、次の段階です。
具体的には、当店の特製モスコミュールの詳しい説明やオーダーの受注、伝票の精算(端末の操作)など、メイキングするバーテンダーの助手的な仕事を、その時点の実力に応じて担ってもらいます。
また、電話での応対は意外と難しい仕事なのですが、こちらも習熟度に応じてお任せします。
外からは非常に簡単そうに見えるBarの仕事ですが、ここで1つ具体的な仕事内容を以下にご紹介しましょう。
〈ボトルの出し入れ〉
店内には約3500本の酒類のストックが有り、その内3000本がウイスキー。
当店の席数は21席ですが、お1人で20種類ほどオーダーされるお客様も有るほど出し入れが頻繁なので、そのボトルの定位置を覚える事が非常に重要です。
ステップとして、ボトルの名前を覚えることから始め、仕込み(掃除)段階のボトル拭きを繰り返す事で、徐々に定位置の把握を行います。
第❸段階
『バイト以上プロ未満!』
仕事とは何か?を端的に言えば、『(相手が)求めることに応えること』であると考えます。
世の全ての仕事は、「自分」ではなく『相手』に満足してもらう事で成り立っています。
逆に、相手より『自分』が満足すること、楽しむことが大事なのが『趣味』。
そこを履き違えず、自分の趣味趣向を基とせず、相手の立場に立って考え、実践する事が仕事の第1歩。
しかし、お客さまは、意外なほどそのような主張をされないものです。
よって、『声なき声』を聞き取リ、精進を重ねるのがプロへの道。
❶❷の段階を超えて、この領域に入って頑張ることが、実は本当の意味での仕事の始まりであり、仕事の真の楽しさがわかってくる頃です。
ここまでくれば、もうバイトやパートでは無いのかもしれません。
【その先、『修行』段階】
最後に、この募集の範囲外のことではありますが、本職とすることを考慮されている方もあるかもしれませんので参考までに記します。
パートタイムジョブをお求めの方は、ご覧になる必要はありません。
本職とすることに興味がある方のみ、以下をご一読ください。
バーテンダーという仕事は一見派手で華やかなものに写りますが、実は地味な毎日の積み重ねが何より大事な『職人』仕事。
どんな仕事でも「10年続けて一人前」というのは、どのジャンルの世界でもよく言われることですが、バーテンダーの世界でも10年を一区切りと見て、そこから独立する流れがあります。
また、これも世間でよく言われる「石の上にも三年」という言葉がありますが、職人的な仕事の世界観からすると、それは仕事の元となる「作業」を身につける為の新人期間。
当然個人差は大きく作用しますが、3年程度で一人前、ベテランだと言われる仕事であれば、それは少なくとも「職人」的な仕事では無いでしょう。
我々が生きる現代は、一昔前では考えられないような多種多様な趣味と仕事が世の中に溢れかえっています。
職を転々と変えることでたくさんのやり方、考え方に触れるのはとても貴重で現代らしい選択だと思います。
ただ、繰り返しになりますが、このような職人的な仕事に於いては、定年という概念や、ここがゴールラインといった、人や世間から要請される常識は無い世界。
よって、もしもこの職業を本気で目指すのであれば、「10年で一人前」という言葉を念頭に、まずは自分をこの世界の住人とし、その後の自身の芯や核を構築する『修行』が存分に出来る環境を選択されることを、強く推奨致します。
Bar Higuchi
樋口一幸