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葉巻の女王 ~ダビドフNo.2~


ジノ・ダビドフがその生涯のすべてをかけて作り上げたブランド「ダビドフ」。
1968年創業のダビドフは、「コイーバ」と共に常に葉巻業界を牽引してきました。 そんなダビドフのフラッグシップシガー「ダビドフNo.2」。
細みのシェイプと、ラッパーの美しさからしばし「葉巻の女王」と称されます。
No.2は愛煙家たちのニーズに応えて、時代の中で香りとテイストを変化させて来ました。当初はマイルドでエレガントな香りにクリーミーなテイスト、どこか奥ゆかしい高貴な女性を彷彿させた1本でした。
現存のNo.2は今の時代を象徴するかの様な、女性の奥底にある母性の力強さとやさしさを加味した香りとテイストのイメージでしょうか。
普段はあまり吸う事はないのですが、ときどき無性に吸いたくなる1本。それが「ダビドフNo.2」なのです。
マリアージュは少し甘口の「デザートワイン」との相性が良いと個人的には思うのですが、 せっかくなので今回は「ダビドフ」創業と同じ1968年のヴィンテージアルマニャックで。

※アルマニャック・ド・モンタル ヴィンテージ1968年限定
ネットで価格¥15000程。


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特別な1本 ~コイーバ エクスクイジードスと206/246GT~


1965年の「パリサロン」、翌1966年の「トリノ自動車ショー」にて、フェラーリから一台の2ドア ミッドシップのクーペが発表されました 1967年~1969年迄は「206GT」、1968年~1974年の生産終了迄は「246GT」。 しかし9年間の生産期間後もフェラーリの象徴である跳ね馬(CaValleo Rampante)のエンブレムとフェラーリのブランド名を名乗ることはありませんでした。 車の名前は「Dino(ディノ)」。フェラーリの創業者「エンツォ・フェラーリ」の長男で1956年に夭折した「アルフレード・フェラーリ」の愛称。 ディノのフロントには「跳ね馬」のエンブレムではなく、フェラーリイエローにディノ」書かれたエンブレムが輝いています。 フェラーリでありながらフェラーリでない、孤高の存在「ディノ」。 葉巻にもそんな孤高な1本が存在します。

「コイーバ・エクスクイジードス」

もっともこちらはコイーバのリングがされた、コイーバのブランド名も名乗っています。コイーバでありながら他のコイーバと一線を画すこの1本は、コイーバらしさにバルダカスのような強さを126mmの長さと細みのシェイプに凝縮。まさしくコイーバの中でも孤高の存在と言えるでしょう いつもは「オールドパル」と合わせるのですが、今回はエンツォ・ディノ親子に敬意を表して「フェラーリ」とのマリアージュで。

※「フェラーリ」レシピ
アマレット20ml
ドライベルモット40ml
ビター1mlをシェイク。
ショートスタイルにするか、ロックスタイルにするかはお好みで。



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世界一の愛煙家 ~サー・ウィンストン・チャーチル~


葉巻愛煙家の我々にとって「サー・ウィンストン・チャーチル」の存在を抜きには語れません。 172.8mm×18.85mm、リングゲージ47mmの葉巻を彼が好んだことから、このサイズの葉巻のシェイプは「チャーチル」と名付けられました。 各ブランドからリリースされているこのサイズは、実に秀逸な葉巻が多いのです。 そんな「サー・ウィンストン・チャーチル」は、その生涯の中で実に30万本の葉巻を愛煙したと言われます。 余談ですが、私自身の現在迄の喫煙本数は約12000本位(ただしシガリロを含めて)。 それでも普通の愛煙家の方々よりもかなり多いのですが、彼に追いつくには後290年かかります。もちろん比べるのはおこがましく失礼と自覚はしています。 そんな彼が愛した葉巻の中で、今回は彼が最も愛したといわれる「ロミオ・Y・ジュリエッタ・チャーチル」。 マリアージュは、本来ならば彼の好きだった「マティーニ」と言いたいのですが、さすがにこのサイズの葉巻にはかなり無理があるので、彼の名を冠したスコッチベースのカクテル「チャーチル」で。 折角なので、ベースのスコッチは彼の不撓不屈の生涯に敬意を表し「オールドパー」にて。

※「チャーチル」レシピ
スコッチウイスキー 35ml
スイートベルモット10ml
ホワイトキュラソー 10ml
レモンジュース1tsp
シェイクして、ロックスタイルで


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